お知らせ
2025年12月
2025.12.08
冬タイヤへの交換時期
交換のベストタイミングと
夏タイヤの正しい保管法
1. 失敗しないスタッドレスタイヤの選び方
スタッドレスタイヤを選ぶときに大切なポイントを3つご紹介します。
☆走行する地域と頻度で「性能」を決める
雪や氷の道が多い地域の方・雪道を頻繁に走る方:
氷上性能(アイス性能)が特に高いタイプを選びましょう。急なブレーキやカーブでも安心感が高まります。
雪はたまに降る程度で、主に街中を走る方:
雪上性能に加え、普段の走行での安定性や燃費性能も考慮された「オールラウンドなスタッドレス」がおすすめです。
☆タイヤの「製造年」と「残りの溝」をチェック
スタッドレスタイヤは、溝の深さだけでなく、ゴムの柔らかさが命です。
製造年:一般的に製造から3〜4年が交換の目安と言われています。新しいタイヤを選ぶようにしましょう。
残りの溝:溝が減ると、雪や氷を掴む力が落ちてしまいます。
スタッドレスタイヤには普通のタイヤとは別に、
溝の深さが半分になったことを示す「プラットホーム」という目印があります。
このプラットホームが出たら、
冬用タイヤとしては使用できませんので、必ず確認してください。

2. スタッドレスタイヤ交換時期・ベストタイミングはいつ?
安全性を最大限に高めるためには、早めの交換が鍵です。
☆交換時期の目安は「平均気温7℃」
交換のベストタイミングは、その地域の平均気温が7℃を下回り始める頃です。
スタッドレスタイヤのゴムは、夏タイヤよりも低温で柔らかさを保つように設計されています。
気温が7℃以下になると、夏タイヤのゴムは硬くなり急ブレーキ時の制動距離が長くなったり、スリップしやすくなったりします。
☆ 走行後の「慣らし運転」も忘れずに
新しいスタッドレスタイヤに交換した後は、
急な操作を避け時速60km以下で200km程度の慣らし運転をしてください。
これによりタイヤ表面のコーティングが取れ本来の雪上・氷上性能が発揮されるようになります。

3. 夏タイヤを長持ちさせる!正しい保管方法
スタッドレスタイヤに交換した後の夏タイヤも正しい方法で保管すれば長持ちし、次のシーズンも安心して使用できます。
☆ 洗って・乾かして・ワックスは使わない
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洗浄:タイヤに付着した泥や、ブレーキダスト(黒い粉)は、タイヤの劣化を早めます。
水で洗い流し、特にホイールの裏側までしっかり綺麗にしましょう。 -
乾燥:洗い終わったら、水分をしっかり拭き取り、完全に乾かします。湿気はカビやゴムの劣化の原因になります。
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注意:油性のタイヤワックスやツヤ出し剤は、ゴムの成分を変質させひび割れの原因になることがあります。
基本的には使用しない方が安全です。
☆保管場所の3つのポイント
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直射日光を避ける: 紫外線はゴムの大敵です。窓のない、暗い場所を選びましょう。
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湿気と熱を避ける: 風通しが良く、温度変化の少ない場所が理想です。(例:屋内ガレージ、物置など)
- 立てて保管する?寝かせて保管する?:ホイール付きのタイヤは空気圧を半分程度に減らして横積で保管するのがおすすめ
ホイールがないタイヤは、タイヤの形が崩れないように縦置きで保管し、定期的に接地面を変えてあげましょう。
4. 🛠️ こんな時はプロに相談!「車のキズ」と「車検」
タイヤ交換のついでに、プロに見てほしい2つのポイントです。
☆走行中にできてしまった「車のキズ」
冬道は雪や氷、融雪剤などで車のキズがつきやすい時期です。
放置するとサビの原因になり、修理費用が高くなる可能性があります。
「これくらい大丈夫かな?」と思う小さなキズでも、自動車整備のプロに見てもらうことをおすすめします。
早期発見・早期修理が、お車を長持ちさせる秘訣です。
☆ 次の「車検」に備える
タイヤの溝やホイールの状態は、車検の重要なチェック項目です。
タイヤ交換の際に、整備士に「次の車検までこのタイヤは大丈夫か」を確認してもらうと安心です。
まとめ
株式会社國広自動車工業所ではお客様の安全を最優先に考え、
タイヤ交換から車検、車のキズの修理、各種自動車整備までトータルサポートを行っております。
冬のドライブも安心・快適にお過ごしいただけるよう、しっかりとサポートさせていただきます。
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